看護師として十分な能力を持っているかという疑問を抱きながら仕事をするのは、新人には特に多い傾向である。
いかに実習経験を積んでいたとしても、実際に患者に満足をしてもらえるレベルでの看護を常に行えるかというと疑問を抱いてしまうのはもっともだろう。
しかし、その不安は確実に相手に伝わってしまう。
不安を抱きながら看護に携わるのは禁物であり、自信を持っていることが患者の安心をもたらすことを念頭に置いてほしい。

また、自信のなさは、精神面での影響があるだけでなく、看護技術のレベルにも自信の影響は生じてくる。
針刺しに自信がないという気持ちがあると、自信を持って行っている看護師に比べると戸惑いがあり、針を刺す手際も悪くなる。
そのような些細な違いに対して患者は敏感であり、本来は痛くないものなのに緊張のあまりに痛みを感じてしまうことは珍しくない。
ただ自信を持って手際よく仕事をこなせるようになるだけで、看護技術も向上したという例は多いのだ。

例えば、患者からお礼の言葉を言われることで、自信を持つようになる看護師は多く、そのきっかけとなる成功事例を持つことは有効だ。
逆に患者からミスについて訴えられてしまって不安を抱くようになってしまい、看護技術が低下してしまう例もないわけではないが、日々の看護を着実に行って、患者の満足を得ていくことは、最終的には技術面の向上につながる。

そのため、ミスを指摘されたとしても不安を抱かずに自信を持って仕事をすることが大切である。
そうすれば、自ずと看護技術も向上していくだろう。